一年中 美味しいフレッシュなイチゴを届けたい 【中村めぐみ】

 

 

一年中、美味しいイチゴが食べられる、とはどういうことなのだろう?冬の果物の代名詞、イチゴを一年中美味しく提供してくれるエムフレッシュ中村さんの取材に伺った。

取材に伺ったのはイチゴ最盛期の12月初旬。クリスマスも控え、一年で最もイチゴが食べれている月である。

一番いい時期に取材に伺えて、いい写真も撮ることが出来て本当に良かった。

今か今かと収穫の時を待つイチゴは鮮やかに赤く、輝いていた

エムフレッシュさんを語るのに欠かせないのは冷凍イチゴ!!!

冷凍イチゴ、と見くびるなかれ。エムフレッシュさんの冷凍イチゴは驚く程ににそのまま。

採れたてイチゴを、-30℃で急速冷凍!

(ヘタまでついていて、本当にそのまま!といった感じです)。

それを可能にしたのが御前崎という漁港が近くにある立地でした。

採れたての魚を冷凍する業務用のストッカーがイチゴのフレッシュさを損なわずに冷凍し、

お客様のもとへ届けることに役立っているのです。

 

 

へたもそのまま!まるで今収穫してきたかのようなフレッシュさに驚く

 

夏、一般的にはイチゴが食べられない時期なのに、エムフレッシュさんは食卓に美味しいイチゴを届けてくれるのです。

記者自身もエムフレッシュさんの存在を知ったのは、大人気だという冷凍イチゴを販売しているイチゴ農家が御前崎にあるんだよ!といったところからでした。

静岡県御前崎市、車でエムフレッシュさんのハウスに向かう左手はずっと海。

まるでドラマのロケ撮影でも行われそうな広い一本道を行くと、右手にハウスが現れた。

 

 

約27a(27平米)の中村さんのハウス

取材当日はとても風の強い日で、寒かった。

今回お話を伺ったのは中村めぐみさん。

記者が驚いたのは、中村さん一家は静岡には全く縁がないのに、イチゴの栽培の為に、東京から静岡に拠点を移したとの事。

(都会が大好き!!とおっしゃる元気なお母様も一緒に静岡に移ってこられたそう。取材日にも明るく場を和ませて下さった。)

 

取材に答えてくれた中村様、繁忙期は家族で協力して収穫にいそしんでいる

 

今年で六作目を迎えるという、中村さんのイチゴ栽培品種は紅ほっぺ。

そもそも何故、選んだのがイチゴ栽培であったのかと言えば、イチゴを食べるのが好きだったからなのだという。

 

栽培方法については、御前崎で、イチゴ栽培をしている地元の先輩農家さんに一年半ほど習い、

その後は、自分なりに試行錯誤しながら栽培に励んでいる。

六年前に始めたころとは栽培方法は全く別物になっているそう。

それだけ、イチゴ栽培は繊細で難しいと言える。

育苗から丁寧に育てるイチゴは試行錯誤しながら愛情をこめて育てられている

イチゴの栽培は冬から春にかけてと思われがちだが、いちごは苗作りから始まり、

一年を通して作業を行っている。冬に美味しいいちごを届けるために、

一株一株丁寧に、愛情を注ぎながら細かく様子を管理していく。

中村さんの細やかな性格はイチゴ農家にうってつけだったようだ。

とにかく日当たりの良いハウス!外は風が強くて寒いが中は温暖な気候に保たれる

イチゴ農家をやっていて良かった点は何ですか?と質問してみた。中村さんはうーん、。と考えてから「良かった点、というのとは違うかもしれませんが、ほっとした!と思うことはあります花がいつ出た、じゃあ一個目はこれくらいに始まるな。

一個目の実が大きかった、ああ上手く育っているな。」と、計画通りに栽培が進んでいるときに安堵するのだという。

 

 

 

イチゴの目線で丁寧にイチゴの話をしてくださる中村さん。

我が子の成長を見守る親の心境そのものである。

「イチゴの出来は、正直毎年毎年違います。将来的にはもっと安定させていきたいんですけどね。」

 

今年の秋の台風の様子を聞いてみると、やはり風雨は大変な影響があったようだが、幸いなことに、中村さんのハウスは一部が壊れただけで済んだ。

 

 

その一部はたまたまイチゴの苗がない場所であった為、被害は少なくて済んだ

 

ビニールも張り替えるタイミングであったこともあり、その後は家族で協力をして手作業でビニールの張替えも行った。

小柄な女性には難しい作業に思えるがだが、中村さんの張った部分はピン!ときれいに張れていて、感心してしまった!

 

ピン!と張られたハウスは家族で協力して張っている。

 

「きれいに張れているでしょう?」素敵な笑顔で話してくださる中村さん。イチゴを無事に育てていくために努力を惜しまない。

イチゴ栽培はとにかく温度管理だと思っているんですよ!

いかに急激な温度変化を起こさせないようにするのかが年間を通しての課題です。

中村さんはとにかく年中、手塩にかけて育てるイチゴたちの居心地の良い環境を作ることを考え続けているのだということがよく分かった。

 

フレッシュなイチゴを試食させて頂いた。

 

ハウスで実際に生っているイチゴを試食させていただいた。

「紅ほっぺの特徴は甘みはもちろん酸味もバランスよく感じられることなんですよ。

 

イチゴ本来の甘酸っぱさや深い味わいがあります!」

と教えていただく。確かに口にした瞬間にイチゴの香りがふわっと口の中に広がり、

 

甘みと酸味を感じる。上品なデザートを食べているような高揚感を感じた。美味しい。今年のイチゴは、厳しい天候の変化も乗り越え、しっかり味が乗って収穫の時を迎えることが出来たようだ。

 

今後の展望をお聞きしてみた。

 

「将来的には規模を広げたいとかそういうことよりも、望まれるときに望まれるものを提供できる、

イチゴ農家を目指して、突き詰めていきたい。」

 

と話してくださった。繊細で難しいイチゴ栽培を安定させ、上手に育てていくことが終わらない中村さんの挑戦の道となっている。

中村さんのイチゴは、一つ一つ愛情を込めて我が子同然作られている。その愛情が酸味も甘みもバランスよく乗った上品な美味しさとなっている。イチゴ本来の深い味わいを、是非ご賞味頂きたい。

かわいいキャラクターのシールとともに、みずみずしいイチゴは売られています

 

 

 

 

 

静岡県御前崎市
エム フレッシュ
イチゴ販売
中村めぐみ

 

こちらで買えます↓

http://housaku.shop/?pid=126585176